【きめる!共通テスト 地学基礎の使い方】僕が独学で9割取った勉強法
こんにちは!独学受験ラボの芹谷です。
「理科基礎って、どの科目を選べばいいの?」
「地学基礎って、マイナーな科目だけど、本当に高得点を狙えるの?」
多くの文系受験生が、共通テストでしか使わない「理科基礎」の科目選択と、その勉強法に頭を悩ませています。
この記事では、そんな君が、短期間の独学で「地学基礎」を得点源に変えるための、最高の入門書とその具体的な使い方について、僕の体験談を元に徹底的に解説していきます。
その参考書が、『きめる!共通テスト 地学基礎』です。
この一冊を正しく使えば、地学基礎は、あなたの受験を有利に進めるための、強力な「戦略的科目」になります。
なぜ『きめる!』は、時間のない独学者の“救世主”なのか?
僕が、王道「はじめからていねいに」ではなく、この参考書を選んだ理由
多くの人が最初に手にする参考書は、おそらく『はじめからていねいに』シリーズでしょう。
しかし、僕はあえて『きめる!共通テスト』を選びました。
その最大の理由は、共通テストで問われやすい点が、圧倒的に強調されているからです。
『きめる!』は、「ここが重要」「ここは読み流してOK」といった“強弱”が非常に明確。
短期間で高得点を狙うという、理科基礎の科目特性上、この「効率性」は何よりも重要でした。僕にとっては、より読みやすく、分かりやすいと感じられたのも大きなポイントです。
結論:この一冊で、地学基礎のインプットは全て終わる
理科基礎の対策に、何冊も分厚い参考書は必要ありません。
この『きめる!共通テスト 地学基礎』に書かれていることを完璧に理解すれば、共通テスト9割レベルの知識は、十分に身につきます。
【僕が実践】11月からでも間に合う!最短で9割取るための具体的な使い方
ここがこの記事の核心です。僕が実際に、11月からこの参考書を使い、短期間で9割レベルに到達した具体的なプロセスを解説します。
【最重要】僕が貫いた、たった一つの勉強意識
この参考書に取り組む上で、僕が最も意識していたことは、たった一つです。
それは、「用語を丸暗記するのではなく、その用語の『定義』や『イメージ』を、自分の言葉で、脳内でいつでも取り出せるレベルまで理解し尽くす」ということです。
例えば、「プルームテクトニクス」という単語を見て、ただ覚えるのではなく、「マントル内部の、高温の物質の流れが、地殻変動を引き起こすという理論のこと」と、脳内で即座に、その意味を言語化できる / イメージを思い出すことができるか。
この意識が、知識の定着度を決定づけます。
STEP1(11月上旬〜中旬):まずは2周通読し、「なぜ?」を理解する
僕が理科基礎の本格的な対策を始めたのは、11月からでした。それくらい、短期間で仕上げることが可能なのです。
まず、この参考書を2周、通読します。
1周目は、細かい暗記は意識せず、全体像を掴むことに集中してください。「地学基礎って、こういうことを学ぶんだな」と、大まかな流れを理解すればOKです。
2周目で、太字の語句だけでなく、なぜそうなるのかという「理屈」を、自分の言葉で説明できるようになるまで、じっくりと読み込みます。
STEP2(11月下旬):章末問題で、知識が「使える」かを確認する
インプットを終えたら、各章の最後にある章末問題を解いて、知識が「使える」レベルになっているかを確認します。
ここで間違えた問題は、君の弱点です。必ず講義ページに戻り、なぜ間違えたのかを徹底的に復習してください。
【地理選択者へ】地学基礎と地理の、最高のシナジーを解説
もし君が地理選択者なら、地学基礎を選ぶことには、計り知れないアドバンテージがあります。
地学基礎で学ぶプレートテクトニクスや気候変動の話は、地理の地形・気候分野に直結しますし、地学の知識があるだけで、地理の共通テストで問われるグラフや図表の読解が、圧倒的に有利になります。
まさに、一石二鳥の組み合わせなのです。
『きめる!』を終えた後の、次のステップ
卒業の目安:章末問題の9割を、理由を含めて正解できる
この参考書の章末問題の9割以上を、なぜその選択肢が正解になるのか、その理由まで含めて完璧に説明できるようになったら、卒業の合図です。
次のステップは『集中講義』、そして『過去問』へ
この本でインプットを終えたら、次は『共通テスト 集中講義』のような参考書で、知識を体系化+アウトプットの練習を積み、最後に共通テストの過去問で仕上げるのが、最短・最強のルートです。
まとめ:『きめる!』で、地学基礎を得点源に変えよう
『きめる!共通テスト 地学基礎』は、時間のない独学受験生が、短期間で理科基礎を得点源にするための、最高の「最初の羅針盤」です。
この記事を参考に、ぜひ地学基礎をあなたの「武器」に変えてください。
応援しています!
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