【きめる!共通テスト 地学基礎の使い方】僕が独学で9割取った勉強法

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【きめる!共通テスト 地学基礎の使い方】僕が独学で9割取った勉強法

こんにちは!独学受験ラボの芹谷です。

「理科基礎って、どの科目を選べばいいの?」

「地学基礎って、マイナーな科目だけど、本当に高得点を狙えるの?」

多くの文系受験生が、共通テストでしか使わない「理科基礎」の科目選択と、その勉強法に頭を悩ませています。

この記事では、そんな君が、短期間の独学で「地学基礎」を得点源に変えるための、最高の入門書とその具体的な使い方について、僕の体験談を元に徹底的に解説していきます。

その参考書が、『きめる!共通テスト 地学基礎』です。

この一冊を正しく使えば、地学基礎は、あなたの受験を有利に進めるための、強力な「戦略的科目」になります。


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なぜ『きめる!』は、時間のない独学者の“救世主”なのか?

僕が、王道「はじめからていねいに」ではなく、この参考書を選んだ理由

多くの人が最初に手にする参考書は、おそらく『はじめからていねいに』シリーズでしょう。

しかし、僕はあえて『きめる!共通テスト』を選びました。

その最大の理由は、共通テストで問われやすい点が、圧倒的に強調されているからです。

『きめる!』は、「ここが重要」「ここは読み流してOK」といった“強弱”が非常に明確。

短期間で高得点を狙うという、理科基礎の科目特性上、この「効率性」は何よりも重要でした。僕にとっては、より読みやすく、分かりやすいと感じられたのも大きなポイントです。

【あわせて読みたい】

▼「効率」を追求した、僕の生存戦略

この「効率性」は、学校の授業を内職に充て、限られた時間で結果を出さなければならなかった僕にとって、まさに生命線でした。僕がどうやって勉強時間を確保したか、その戦略の全てはこちらの記事で解説しています。

→【独学者の生存戦略】授業中の「内職」は悪か?僕の結論

結論:この一冊で、地学基礎のインプットは全て終わる

理科基礎の対策に、何冊も分厚い参考書は必要ありません。

この『きめる!共通テスト 地学基礎』に書かれていることを完璧に理解すれば、共通テスト9割レベルの知識は、十分に身につきます。


【僕が実践】11月からでも間に合う!最短で9割取るための具体的な使い方

ここがこの記事の核心です。僕が実際に、11月からこの参考書を使い、短期間で9割レベルに到達した具体的なプロセスを解説します。

【最重要】僕が貫いた、たった一つの勉強意識

この参考書に取り組む上で、僕が最も意識していたことは、たった一つです。

それは、「用語を丸暗記するのではなく、その用語の『定義』や『イメージ』を、自分の言葉で、脳内でいつでも取り出せるレベルまで理解し尽くす」ということです。

例えば、「プルームテクトニクス」という単語を見て、ただ覚えるのではなく、「マントル内部の、高温の物質の流れが、地殻変動を引き起こすという理論のこと」と、脳内で即座に、その意味を言語化できる / イメージを思い出すことができるか。

この意識が、知識の定着度を決定づけます。

STEP1(11月上旬〜中旬):まずは2周通読し、「なぜ?」を理解する

僕が理科基礎の本格的な対策を始めたのは、11月からでした。それくらい、短期間で仕上げることが可能なのです。

まず、この参考書を2周、通読します。

1周目は、細かい暗記は意識せず、全体像を掴むことに集中してください。「地学基礎って、こういうことを学ぶんだな」と、大まかな流れを理解すればOKです。

2周目で、太字の語句だけでなく、なぜそうなるのかという「理屈」を、自分の言葉で説明できるようになるまで、じっくりと読み込みます。

STEP2(11月下旬):章末問題で、知識が「使える」かを確認する

インプットを終えたら、各章の最後にある章末問題を解いて、知識が「使える」レベルになっているかを確認します。

ここで間違えた問題は、君の弱点です。必ず講義ページに戻り、なぜ間違えたのかを徹底的に復習してください。


【地理選択者へ】地学基礎と地理の、最高のシナジーを解説

もし君が地理選択者なら、地学基礎を選ぶことには、計り知れないアドバンテージがあります。

地学基礎で学ぶプレートテクトニクスや気候変動の話は、地理の地形・気候分野に直結しますし、地学の知識があるだけで、地理の共通テストで問われるグラフや図表の読解が、圧倒的に有利になります。

まさに、一石二鳥の組み合わせなのです。

【あわせて読みたい】

▼「地理」の具体的な勉強法はこちら

理科基礎と最高の相乗効果を生む「地理」。僕が高3の夏に世界史を捨て、この科目を短期間で得意科目に変えた、具体的な参考書ルートと勉強法は、こちらの記事で徹底解説しています。

→【独学で地理は間に合う!】高3夏からでも間に合った「地理」の最短・最速攻略ルート


『きめる!』を終えた後の、次のステップ

卒業の目安:章末問題の9割を、理由を含めて正解できる

この参考書の章末問題の9割以上を、なぜその選択肢が正解になるのか、その理由まで含めて完璧に説明できるようになったら、卒業の合図です。

次のステップは『集中講義』、そして『過去問』へ

この本でインプットを終えたら、次は『共通テスト 集中講義』のような参考書で、知識を体系化+アウトプットの練習を積み、最後に共通テストの過去問で仕上げるのが、最短・最強のルートです。

【あわせて読みたい】

▼インプットを「盤石な知識体系」に変える

『きめる!』で学んだ知識を、いかにして忘れにくく、そして使える知識に変えていくか。僕が実践した『集中講義』の具体的な使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

→【地学基礎 集中講義の使い方】12月からでも9割を固めた僕の「知識整理術」


まとめ:『きめる!』で、地学基礎を得点源に変えよう

『きめる!共通テスト 地学基礎』は、時間のない独学受験生が、短期間で理科基礎を得点源にするための、最高の「最初の羅針盤」です。

あわせて読みたい】

▼理科基礎の全体戦略と、もう一つの“最強の科目”

今回紹介した『きめる!』は、僕の理科基礎戦略の第一歩でした。そもそもなぜ僕が「生物基礎」と「地学基礎」を選んだのか、そして、もう一つの最強科目「生物基礎」の勉強法まで含めた戦略の全体像は、こちらの記事で全て公開しています。

→【理科基礎の独学】9割取った僕が教える、“最強の2科目”の選び方と参考書ルート

この記事を参考に、ぜひ地学基礎をあなたの「武器」に変えてください。

応援しています!

【あわせて読みたい】

▼僕の逆転合格の全記録はこちら

この理科基礎での高得点は、僕の1年半にわたる独学戦略の重要な一部でした。E判定から合格を掴み取るまでの全記録は、こちらの記事で全て語っています。

→【独学合格】僕の勉強法と参考書ルート全記録を読む

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