【公共、政治・経済 集中講義の使い方】YouTubeを組み合わせた僕の勉強法
こんにちは!独学受験ラボです。
「政治・経済って、覚えること多すぎ…」
「参考書を読んでるだけだと、どうしても頭に入ってこない…」
多くの独学受験生が、この「政治・経済」という、暗記と理解の両方が求められる科目に苦しんでいます。
この記事では、そんな君が、政経への苦手意識を克服し、安定した得点源に変えるための、僕が実践した、少し変わった、しかし超効率的なインプット術についてお話しします。
その戦略の核となるのが、『大学入学共通テスト 公共、政治・経済 集中講義』です。
>> 政治・経済の全参考書ルート(全体図)はこちら
『公共、政治・経済 集中講義』はどんな参考書?
特徴①:共通テスト頻出の要点が、見開き1ページでまとまっている
この参考書の最大の強みは、その圧倒的なコンパクトさです。
共通テストで問われる膨大な範囲の要点が、見開き1〜2ページで非常にうまくまとめられています。
特徴②:インプット直後に、すぐ簡単な演習問題で力試しできる
そして、僕が特に気に入っていたのが、各講義パートのすぐ後ろに、数問の演習問題が付いていることです。
インプットしたての熱い知識を、すぐにアウトプットで試せる。この構造が、記憶の定着とモチベーション維持に、大きく貢献してくれました。
【注意】講義系ではないため、初学者は映像授業との併用が必須
ただし、非常に重要な注意点があります。
この参考書は、要点がまとまっている分、解説は少し淡白です。
そのため、知識がゼロの完全な初学者が、いきなりこの本だけで理解するのは難しいでしょう。
この参考書は、映像授業など、別の「講義」と組み合わせることで、初めてその真価を発揮します。
【僕が実践】YouTube「ここみらいチャンネル」を“教科書”に変える、最強の使い方
ここがこの記事の核心です。僕は、この参考書を、あるYouTubeチャンネルの「専用テキスト兼ノート」として使うことで、効果を最大化しました。
STEP1:「ここみらいチャンネル」の講義を視聴し、「なぜ?」を理解する
僕がインプットの核に据えたのが、YouTubeの「ここみらいチャンネル」です。
このチャンネルの講義は、非常に分かりやすく、複雑な政治・経済の仕組みを、まるで物語のように、スッと頭に入れてくれます。
まずは、その日に学ぶテーマについて、この動画を視聴し、「なぜ、そうなるのか」という本質的な部分を、映像と音声で完全に理解します。
STEP2:動画の内容を、全て『集中講義』の該当ページに書き込む
次に、動画で学んだ内容や、先生が話した重要なポイント、面白い例え話などを、『集中講義』の該当するページに、ペンで直接書き込んでいきます。
これにより、市販の参考書が、講義内容の全てが詰まった、あなただけの「オリジナル参考書」に進化します。
STEP3:講義直後に、見開きの演習問題を解いて知識を定着させる
インプットとメモが終わったら、その熱が冷めないうちに、見開きにある演習問題をすぐに解きます。
この「映像でインプット→参考書にメモ→即アウトプット」というサイクルこそが、僕がたどり着いた、最強の学習法です。
なぜ王道の『蔭山』ではなく、この組み合わせだったのか?
僕に『蔭山の共通テスト政治・経済』が合わなかった、正直な理由
多くの受験生が使う王道の参考書、『蔭山の共通テスト政治・経済』。
僕も一度は手に取りましたが、挫折しました。
理由は、文字量が非常に多く、読み進めるモチベーションが維持できなかったこと。そして、豊富な色使いが、僕にとっては逆にチカチカしてしまい、集中力が途切れてしまったからです。
これは完全に好みの問題ですが、参考書には「相性」が絶対に存在します。
「映像でのインプット」が、僕の学習スタイルに最適だった
活字を読むのが少し苦手だった僕にとって、まずは「映像」で全体像を掴み、参考書は「辞書」や「ノート」として使う、というこの方法は、まさに革命的でした。
【あわせて読みたい】
▼「暗記」から「理解」へ。僕の科目選択の考え方
僕が「蔭山」のような暗記中心の参考書ではなく、YouTubeでの「理解」を重視したのは、高3の夏に世界史から地理に転向した経験が大きく影響しています。
なぜ僕が「暗記科目」を捨て、「思考力」を問う科目を選んだのか。その戦略の全体像は、以下の記事で語っています。
『集中講義』を終えたら?次に繋げるべき参考書
次のステップは『短期攻略』でのアウトプット演習へ
この一冊でインプットを終えたら、次は、『短期攻略 大学入学共通テスト 政治・経済』のような、アウトプットに特化した問題集で、ひたすら実践演習を積んでいきましょう。
まとめ:『集中講義』とYouTubeで、政経の基礎を最速で固めよう
王道の参考書が、必ずしも君にとっての「正解」とは限りません。
この記事で紹介した「YouTube × 集中講義」という、ミニマルで効率的な方法は、特に「暗記が苦手」「活字が苦手」な独学受験生にとって、大きな助けになるはずです。
【政経の全体像と、勉強時間を生み出す究極の戦略】
▼政経の参考書ルートと、究極の時間術
今回紹介した『集中講義』は、僕の政治・経済戦略の、重要なインプット教材でした。
この後のアウトプット戦略も含めた参考書ルートの全体像と、これらの勉強時間を確保するための究極の「時間術(内職)」についても、ぜひ参考にしてください。
ぜひ、この戦略を参考に、政治・経済を君だけの「得点源」に変えてください。
応援しています!