【地学基礎 集中講義】12月からでも9割を固めた僕の「知識整理術」

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【地学基礎 集中講義】12月からでも9割を固めた僕の「知識整理術」

こんにちは!独学受験ラボの芹谷です。

「講義系の参考書を1冊読み終えたけど、知識がバラバラで、本当に身についたか不安…」

「問題演習に入りたいけど、その前にもう一度、知識を総整理したい…」

インプット学習を終えた多くの受験生が、次の一歩を前に、こんな悩みを抱えています。

この記事では、そんなあなたが、断片的な知識を、いつでも引き出せる「盤石な知識体系」に変えるための、最高の「まとめ本」とその具体的な使い方について、僕の体験談を元に徹底解説します。

その参考書が、『大学入学共通テスト 地学基礎 集中講義』です。


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『共通テスト 地学基礎 集中講義』はどんな参考書?

役割:『きめる!』の知識を「体系化」し、「補足」するための最強のまとめ本

この参考書の役割は、『きめる!共通テスト 地学基礎』のような講義系参考書でインプットした知識を、入試で問われる形に「体系化」し、さらに細かい「補足知識」で穴を埋めることです。

問題演習のパートもありますが、これは「問題集」ではなく、あくまでインプットを完成させるための「まとめ本」だと考えてください。

対象レベル:講義系参考書を1冊終え、知識を整理したい全ての受験生

この本は、地学基礎の知識が全くない初学者が、いきなり始めるものではありません。

必ず、『きめる!』などの講義系参考書を終えた人が、次のステップとして取り組んでください。


【僕が実践】12月からでも間に合う!最短で9割を固める使い方

ここがこの記事の核心です。僕が実際に、11月にインプットを終えた後、12月という短期間で、この参考書を使って知識を盤石にした具体的なプロセスを解説します。

僕のタイムライン:12月上旬、この一冊で知識の総整理を始めた

僕がこの参考書に取り組んだのは、12月上旬から。約2週間で完璧に仕上げ、すぐに過去問演習へと入りました。それくらい、短期間で集中して取り組むべき一冊です。

【最重要】僕が貫いた、たった一つの勉強意識

この参考書に取り組む上で、僕が最も意識していたことは、たった一つです。

それは、「用語を丸暗記するのではなく、その用語の『定義』を、自分の言葉で、脳内でいつでも取り出せるレベルまで理解し尽くす」ということです。

例えば、「プレートテクトニクス」という単語を見て、ただ覚えるのではなく、「地球の表面が、複数のプレートで覆われており、それらが動くことで、地震や火山活動が起きるという理論のこと」と、脳内で即座に、その意味を言語化 / イメージ再現できるか

この意識が、知識の定着度を決定づけます。

STEP1:『きめる!』と見比べながら、「講義」パートで知識を体系化する

まず、『きめる!』を横に置き、それと見比べながら『集中講義』の「講義」パートを読み進めます。

『きめる!』の丁寧な解説が、『集中講義』では、いかに簡潔に、そして入試で問われるポイントに絞ってまとめられているか。この「情報の圧縮プロセス」を意識することで、知識が頭の中で整理され、体系化されていきます。

STEP2:『きめる!』には無かった「補足知識」を吸収する

次に、『集中講義』にしか書かれていない、より細かい知識や、別の角度からの解説をインプットします。これにより、知識の穴が完全に埋まり、インプットが盤石なものになります。

STEP3:章末の「演習問題」で、知識の定着度を最終チェックする

最後に、章末の演習問題を解きます。

これは、本格的なアウトプットというよりは、「ここまでインプットした知識が、脳内で正しく言語化できるか」を確認するための最終チェックです。

ここで間違えた問題は、まだ理解が曖昧な証拠。すぐに講義パートに戻り、完璧に復習しましょう。


『集中講義』を終えた後の、次のステップ

卒業の目安:講義パートの内容を、自分の言葉で説明できる

この参考書の「講義」パートに書かれている全ての要点について、自分の言葉で、脳内でスラスラと説明できるようになったら、卒業の合図です。

次は、いよいよ『共通テスト過去問』での本格的なアウトプットへ

インプットが完全に終わったこの段階で、初めて共通テストの過去問という、本格的なアウトプット演習に入ります。


まとめ:『集中講義』で、地学基礎のインプットを完成させよう

『共通テスト 地学基礎 集中講義』は、君がこれまで学んできたバラバラの知識を、合格に必要な「知識体系」へと再構築してくれる、最高の「まとめ本」です。

この一冊でインプットを完璧に仕上げ、自信を持って、過去問演習へと進んでください。

応援しています!

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▼理科基礎の全体戦略と、最強の相棒「地理」の勉強法

今回紹介した『集中講義』は、僕の理科基礎戦略の第二歩でした。

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