【きめる!共通テスト 生物基礎の使い方】僕が独学で9割取った勉強法
こんにちは!独学受験ラボの芹谷です。
「理科基礎って、どの参考書から始めればいいの?」
「正直、対策が後回しになっていて、もう時間がない…」
多くの文系受験生が、共通テストでしか使わない「理科基礎」の対策に、頭を悩ませています。
この記事では、そんな君が、短期間の独学で「生物基礎」を得点源に変えるための、最高の入門書とその具体的な使い方について、僕の体験談を元に徹底的に解説していきます。
その参考書が、『きめる!共通テスト 生物基礎』です。
この一冊を正しく使えば、今からでも9割超えは、決して夢ではありません。
▼ この参考書ルートの位置付け
この記事: 『きめる!共通テスト 生物基礎』で、基礎学力を養う
>> 生物基礎の全参考書ルート(全体図)はこちら
なぜ『きめる!』は、時間のない独学者の“救世主”なのか?
僕が、王道「はじめからていねいに」ではなく、この参考書を選んだ理由
多くの人が最初に手にする参考書は、おそらく『はじめからていねいに』シリーズでしょう。
しかし、僕はあえて『きめる!共通テスト』を選びました。
その最大の理由は、共通テストで問われやすい点が、圧倒的に強調されているからです。
『きめる!』は、「ここが重要」「ここは読み流してOK」といった“強弱”が非常に明確。
短期間で高得点を狙うという、理科基礎の科目特性上、この「効率性」は何よりも重要でした。
僕にとっては、より読みやすく、分かりやすいと感じられたのも大きなポイントです。
【あわせて読みたい】
▼「効率」を追求した、僕の生存戦略
この「効率性」は、学校の授業を内職に充て、限られた時間で結果を出さなければならなかった僕にとって、まさに生命線でした。僕がどうやって勉強時間を確保したか、その戦略の全てはこちらの記事で解説しています。
→【独学者の生存戦略】授業中の「内職」は悪か?僕の結論
結論:この一冊で、生物基礎のインプットは全て終わる
理科基礎の対策に、何冊も分厚い参考書は必要ありません。
この『きめる!共通テスト 生物基礎』に書かれていることを完璧に理解すれば、共通テスト9割レベルの知識は、十分に身につきます。
『きめる!共通テスト 生物基礎』はどんな参考書?
特徴①:フルカラーの図解と、語りかけるような講義形式
本書の強みは、豊富な図やイラストを駆使し、複雑な生命現象を視覚的に分かりやすく解説している点です。まるで予備校の授業を受けているような、親しみやすい語り口も、独学者の心を支えてくれます。
特徴②:共通テストで問われる「思考力」を養うコラムが充実
単なる知識の暗記だけでなく、「なぜそうなるのか?」という思考力を問う共通テストの傾向に合わせ、理解を深めるためのコラムや補足説明が非常に充実しています。
【僕が実践】11月からでも間に合う!最短で9割取るための具体的な使い方
ここがこの記事の核心です。僕が実際に、11月からこの参考書を使い、短期間で9割レベルに到達した具体的なプロセスを解説します。
STEP1(11月上旬〜中旬):まずは2周通読し、「なぜ?」を理解する
僕が理科基礎の本格的な対策を始めたのは、11月からでした。
それくらい、短期間で仕上げることが可能なのです。
まず、この参考書を2周、通読します。
1周目は、細かい暗記は意識せず、全体像を掴むことに集中してください。
「生物基礎って、こういうことを学ぶんだな」と、大まかな流れを理解すればOKです。
2周目で、太字の語句だけでなく、なぜそうなるのかという「理屈」を、自分の言葉で説明できるようになるまで、じっくりと読み込みます。
STEP2(11月下旬):章末問題で、知識が「使える」かを確認する
インプットを終えたら、各章の最後にある章末問題を解いて、知識が「使える」レベルになっているかを確認します。
ここで間違えた問題は、あなたの弱点です。必ず講義ページに戻り、なぜ間違えたのかを徹底的に復習してください。
『きめる!』を終えた後の、次のステップ
卒業の目安:章末問題の9割を、理由を含めて正解できる
この参考書の章末問題の9割以上を、なぜその選択肢が正解になるのか、その理由まで含めて完璧に説明できるようになったら、卒業の合図です。
次の参考書は『集中講義』、そして『過去問』へ
この本でインプットを終えたら、次は『共通テスト 集中講義』のような参考書で知識を体系化+アウトプットの練習を積み、最後に共通テストの過去問で仕上げるのが、最短・最強のルートです。
まとめ:『きめる!』で、生物基礎を得点源に変えよう
『きめる!共通テスト 生物基礎』は、時間のない独学受験生が、短期間で理科基礎を得点源にするための、最高の「最初の羅針盤」です。
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▼理科基礎の全体戦略と、最高の相棒「地理」の勉強法
今回紹介した『きめる!』は、僕の理科基礎戦略の第一歩でした。そもそもなぜ僕が「生物基礎」と「地学基礎」を選んだのか、そして最高のシナジーを生む「地理」の参考書ルートは、以下の記事で解説しています。
この記事を参考に、ぜひ生物基礎をあなたの「武器」に変えてください。
応援しています!
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