【授業中は内職せよ!】授業中は最高の勉強時間。E判定から逆転した戦略
こんにちは!独学受験ラボです。
今、この記事を読んでいる君は、学校の授業に、どこか物足りなさや、焦りを感じていませんか?
「この授業、正直自分でやった方が早いな…」
「周りのレベルに合わせて進む授業では、志望校に間に合わない…」
そして、こう考えているかもしれません。
「授業中に、自分の受験勉強を進める『内職』は、果たして許されるのだろうか?」と。
この記事では、僕がこのデリケートな問題に、僕自身のリアルな体験から、一つの明確な「答え」を提示します。
結論:地方・非進学校からの逆転合格に「授業中の内職」は“必要悪”である
まず、僕のスタンスを、一切の建前なく、正直にお話しします。
僕は、授業中の内職を、全面的に推奨します。
綺麗事ではありません。
これは、特に僕のような、地方の、進学校でもない高校から、予備校にも通わずに難関大学を目指す独学者にとって、唯一の「生存戦略」であり、「必要悪」だと確信しているからです。
大学受験は、全国の恵まれた環境にいるライバルたちとの、勉強の「質」と「量」の奪い合いです。
都会の進学校に通う受験生は、質の高い授業を受けながら、その裏で当然のように内職をし、圧倒的な勉強時間を確保しています。
その彼らと戦うには、こちらも、使える時間は全て使うしかない。
参考書学習の最大の利点は「いつでも、どこでも行える」こと。
その利点を最大限に活用し、授業時間さえも自分の武器に変える。逆転合格には、それくらいの覚悟が必要です。
なぜ、僕が「内職」を全面的に推奨するのか?
僕の高校の現実:7割が偏差値45以下の大学に進学する環境
僕が通っていたのは、ごく普通の地方の公立高校でした。
卒業生の進学実績を見ても、7割近くが偏差値45を下回る大学に進学するのが現実。
MARCH以上といった、いわゆる難関大学への進学は、学年で数人いれば良い方、という環境でした。
「内職する者」と「しない者」の、残酷な進学実績の差
今、卒業して振り返ってみると、そこには残酷なまでの相関関係がありました。
僕の周りで、授業中に内職を徹底し、自分の勉強時間を確保していた仲間たちは、ほぼ全員がMARCH以上の大学に合格していきました。
一方で、真面目に授業を聞いていた(あるいは、ただ時間をやり過ごしていた)同級生の多くは、残念ながら、偏差値45以下の大学に進学していったのです。
もし君の目指す大学が、君の高校の「当たり前」ではないのなら。君は、周りと同じことをしていては、絶対にそこにたどり着けないのです。
あなたの人生の責任を取れるのは、あなたしかいない
学校の先生は、君の学校の成績の保証はしてくれます。
しかし、君の大学進学先まで、そしてその先の人生まで、保証してくれるわけではありません。
自分の人生のハンドルは、自分で握る。その覚悟が、内職の第一歩です。
【僕が実践】効果を最大化し、リスクを最小化する「戦略的・内職術」
僕が実際にやっていた、具体的な内職の方法を紹介します。
テクニック①:『ミニメモ帳』活用法
小さなメモ帳に、覚えたい英単語や数式、あるいは数学の問題文などを書き写しておき、授業中にそれを見て思考を巡らせます。
最もバレにくく、どんな授業でも実行可能な方法です。
テクニック②:『同教科カモフラージュ』法
例えば、数学の授業中なら、学校の教科書や問題集と並べて、『基礎問題精講』などの参考書を開いておきます。
「あくまでも、授業内容の関連事項を調べていますよ」という体裁を保つことで、堂々と、かつ安全に内職を進めることができます。
テクニック③:『思考系タスク』で時間を無駄にしない
授業中の内職は、集中力が散漫になりがちです。
英作文のプロットを練ったり、数学の解法を複数考えたりといった、「思考系」のタスクに充てるのもおすすめです。
【最重要】内職すべき授業と、絶対に聞くべき「神授業」の見極め方
僕が唯一、内職をしなかった「地理」の授業
大前提として、全ての授業で内職を推奨するわけではありません。
僕も、唯一内職をしなかった授業があります。それが「地理」でした。なぜなら、担当の先生がその道のプロで、予備校講師並みの、知的好奇心を刺激してくれる「神授業」を展開してくれたからです。
あなたが見極めるべき3つのポイント
では、どうやって「内職すべき授業」を見極めるのか。基準は以下の通りです。
- 教科書をただ読み上げるだけの授業か?
- 受験に直結しない、雑談や内輪話が多い授業か?
- 自分で参考書を読んだ方が、圧倒的に学習効率が良いと感じるか?
このいずれかに当てはまるなら、それは「内職」を検討すべきサインです。授業の質を冷静に見定めることが、絶対に必要です。
「受験で使わない科目」こそ、最大の内職チャンス
特に、私立文系で社会受験組にとっての数学の授業のように、「受験で使わないにも関わらず、必修だから受けなければいけない授業」は、絶好の内職チャンスです。
地方の公立高校では、3年生でもこうしたケースは往々にしてあります。
もちろん、美術や音楽、家庭科といった副教科も、受験という面だけを考えれば、貴重な自習時間となります。
バレた時の対処法:僕の失敗談と、正しい「謝罪」の作法
僕が反抗して、さらに事態を悪化させた話
もちろん、僕も先生に内職が見つかり、とても怒られた経験があります。
当時の未熟だった僕は、「自分の人生のためにやってるんだ!」と心の中で反抗し、それが態度に出てしまい、余計に先生との関係をこじらせてしまいました。
なぜ先生は「内職」を叱るのか?その本音と建前を理解する
かつての僕のように、反抗してしまう君へ。
まず、先生がなぜ内職を叱るのか、その理由を理解しましょう。
先生も、理屈では「生徒が自分の目標のために、参考書で勉強した方が効率が良い」と分かっている場合は多いです。 しかし、先生には「建前」と「感情」があります。
- 建前: 一人の内職を許せば、クラス全体に広まってしまう。
他の先生の目や、自身の評価も考えなければならない。
学校の先生という立場上、注意せざるを得ないのです。 - 感情: 先生は、君たちのために必死に準備をして、授業で話しています。
それを目の前で無視されれば、一人の人間として、シンプルに不快な気持ちになります。
なぜ「悪いと思っていなくても、謝る」べきなのか
この2つを理解すれば、正しい対処法が見えてきます。
怒られたら、まず、素直に、誠実に謝ること。
重要なのは、ここで謝るのは「勉強したこと」に対してではない、ということです。「あなたの授業を聞かずに、不快な気持ちにさせてしまったこと」に対して謝るのです。
自分の学習目的は、悪いことではありません。
しかし、相手を不快にさせたなら、そこは謝るのが筋です。
最終目標は、先生に「呆れてもらう」こと
そして、謝罪した後も内職を繰り返してください。
先生は、また君を叱るかもしれません。しかし、それを繰り返すうちに、多くの先生は「この子は、本気で別の目標に向かって努力しているんだな」と、ある種の理解を示し、最終的には「呆れて」くれます。
本来は悲しいことですが、大学受験の勉強時間確保だけを考えれば、この「呆れられて、黙認される」状態に持ち込むのが、最も手っ取り早いのです。
まとめ:内職は、自分の人生に覚悟を決めた者の「最終手段」である
授業中の内職は、決して褒められた行為ではありません。
先生に失礼なことをしている、という自覚は常に持っておくべきです。
しかし、それでもなお、僕は君に問いたい。
君が本気で、今の環境から抜け出し、逆転合格を掴み取りたいと願うなら。
ライバルたちが進む何歩も先を、独学で走っていかなければならないのなら。
授業中の50分も、君の人生をかけた、大切な大切な勉強時間なのではないでしょうか?
内職は、自分の人生は自分で責任を持つと「覚悟」を決めた者が、最後の最後に使うことを許される、**究極の「生存戦略」だと、僕は思っています。
この記事が、君の覚悟を決める、何かのきっかけになれば幸いです。