【2025年最新版】第2回全統記述模試の問題傾向、平均点・偏差値60の目安を分析解説
こんにちは!独学受験ラボの芹谷です。
多くの受験生が自分の実力を測るために受ける、夏の目玉模試でもある河合塾「第2回全統記述模試」。
この記事は、その重要な模試を、君が最大限に活用するための、データに基づいた、非常に戦略的な「模試攻略ガイド」です。
受験前のあなたにも、受験後のあなたにも、有益な内容となっております。ぜひお読みください!
【はじめに】模試の判定を気にする前に知っておくべき、たった一つのこと
結論:模試の判定は、良くも悪くもあてにならない
本題に入る前に、最も重要なことをお伝えします。それは、模試の判定は、絶対的なものではないということです。特に、私立大学を第一志望にしている受験生にとっては、その傾向が顕著です。
僕が夏の「A判定」から、本番で大失敗したリアルな体験談
僕自身、この第2回全統記述模試で、滑り止めと考えていた神戸大学の経営学部で「A判定」を取りました。正直、「これで安心だ」と油断した部分があったのは否めません。
しかし、結果として、僕は本番の共通テストで失敗し、A判定だったはずの大学に合格する点数を、取ることができなかったのです。
この経験から断言します。良い判定は「合格の保証書」では決してなく、悪い判定もまた「不合格の宣告書」ではないのです。
【全体像】第2回全統記述模試の出題科目・範囲・配点
まず、敵を知りましょう。この模試の科目、範囲、配点は以下の通りです。
【英語】(100分/200点)
- 出題内容: リスニング、中文空所補充、文法・語法、総合問題(2題)、英作文
- (リスニングか中文空所補充のどちらかを選択)
【数学】
- Ⅱ型(文系): 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(確率分布と統計的な推測を除く)・C(平面上の曲線と複素数平面を除く) / 100分 / 200点
- Ⅲ型(理系): 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(同上)・Ⅲ(積分法まで)・C(同上)/ 120分 / 200点
【国語】(現・古・漢型:100分/200点)
- 出題内容: 現代文2題、古文1題、漢文1題
【理科】(各60分/各100点)
- 物理: 物理基礎全範囲、物理(原子分野を除く)
- 化学: 化学基礎全範囲、化学(高分子化合物を除く)
- 生物: 生物基礎全範囲、生物(遺伝情報の発現と発生など)
【地理歴史】(各60分/各100点)
- 世界史探求: ヨーロッパ・アメリカは19世紀前半まで、アジア史は18世紀末まで
- 日本史探究: 原始・古代から近世(天保の改革まで)
- 地理: 地理情報、自然環境、産業、人口、都市、地誌など
【2025年版】第2回全統記述模試 科目別・平均点予測と偏差値60への道
それでは、各科目の具体的な目標点を見ていきましょう。
(※過去の統計資料に基づく予測であり、実際の平均点は±10点程度の幅で変動する可能性があります)
英語(200点満点 / 100分)
- 平均点(偏差値50)の目安: 75~85点
- 偏差値60の目安: 118~125点
- 僕の分析とワンポイントアドバイス:
- この模試の英語は、国公立二次試験を強く意識した、非常にオーソドックスで総合的な出題です。つまり、奇問や悪問が少なく、あなたの純粋な英語力(単語・文法・解釈・長文)が、そのまま点数に反映されやすい良質なテストと言えます。
- 選択問題である「リスニング」と「語法問題」について。あなたの志望校の二次試験にリスニングが課されないのであれば、ここは迷わず「語法問題」を選択しましょう。
共通テストレベルとはいえ、対策していないリスニングで点数を落とすのは非常にもったいない。確実に得点できる方を選びましょう。
- この模試の英語は、国公立二次試験を強く意識した、非常にオーソドックスで総合的な出題です。つまり、奇問や悪問が少なく、あなたの純粋な英語力(単語・文法・解釈・長文)が、そのまま点数に反映されやすい良質なテストと言えます。
数学Ⅱ型(文系数学)(200点満点 / 100分)
- 平均点(偏差値50)の目安: 55~75点
- 偏差値60の目安: 88~95点
- 僕の分析とワンポイントアドバイス:
- 数学も、特定分野の深い知識というよりは、IAIIBの全範囲から、まんべんなく基礎的な理解度を問う問題が多いのが特徴です。
- ここで見るべきは、「どの解法パターンを使うべきか、正しく判断できたか」という点です。
もし、大問の前半(1)(2)は解けたのに、(3)以降で手が止まってしまった場合、それは「解法は知っているが、本質的な理解が伴っていない」というサインの可能性が高いです。
その場合は、すぐに『基礎問題精講』などの基礎参考書に戻り、解法の「なぜ?」を復習する必要があります。
- 数学も、特定分野の深い知識というよりは、IAIIBの全範囲から、まんべんなく基礎的な理解度を問う問題が多いのが特徴です。
国語(現・古・漢型)(200点満点 / 100分)
- 平均点(偏差値50)の目安: 73~87点
- 偏差値60の目安: 98~105点
- 僕の分析とワンポイントアドバイス:
- 国語は、現代文でいかに安定して高得点を取るかが重要ですが、国公立志望者にとって、合否を分けるのは、実は「古文・漢文」です。
- なぜなら、古文・漢文は、勉強した分だけ、正直に点数が伸びる「暗記科目」の側面が強いからです。逆に言えば、ここで失点するのは、単純な勉強不足が原因です。
現代文の点数が安定しないと嘆く前に、まずは古文・漢文の基礎知識(単語、文法、句法)が完璧になっているか、必ず確認しましょう。 - 二次試験に漢文が出題されない大学を志望しているあなたは、現・古型を受験しましょう。
- 国語は、現代文でいかに安定して高得点を取るかが重要ですが、国公立志望者にとって、合否を分けるのは、実は「古文・漢文」です。
社会(100点満点 / 60分)
- 平均点(偏差値50)の目安: 30~40点
- 偏差値60の目安: 50~59点
- 僕の分析とワンポイントアドバイス:
- この模試の社会は、指定された試験範囲の中から、難しめ(マニアック寄り)な知識を問う問題が多いのが特徴です。私立大学入試に似たような問題が多く出題されます。
- そのため、平均点が非常に低く出る傾向があります。ここで重要なのは「満点を狙わない」ということです。
誰もが解けないような難しい問題で時間を浪費するのではなく、教科書レベルの基礎的な知識で、確実に取れる問題を絶対に落とさない。この意識を持つだけで、偏差値は大きく変わってきます。
- この模試の社会は、指定された試験範囲の中から、難しめ(マニアック寄り)な知識を問う問題が多いのが特徴です。私立大学入試に似たような問題が多く出題されます。
鉄則:「自己採点」と「戦略立案」は、必ず模試を受けたその日のうちに
僕が絶対に守っていたルールがあります。それは、「自己採点と、大まかな原因分析だけは、必ず模試を受けたその日のうちにやる」ということです。
試験中の「この問題、時間が足りなかったな」「あの選択肢で迷ったな」という、生々しい感覚や悔しさが残っているうちに復習する方が、記憶への定着率が圧倒的に高いからです。
そして、「次の模試までの2ヶ月で、この弱点をこうやって克服しよう」という、未来への「戦略」を立てて、その日を終えるのです。
まとめ:具体的な目標点が、君の「努力の質」を劇的に上げる
模試の判定という、漠然とした評価に一喜一憂するのは、今日で終わりにしましょう。
大事なのは、「偏差値60を取るには、あと何点必要か」「そのためには、どの分野を、どう勉強すればいいか」という、具体的で、実行可能な計画に落とし込むことです。
今回提示した目標点と、自分の結果を照らし合わせ、君だけの「課題リスト」を作成してみてください。
具体的な目標が、君のこれからの努力の「質」を、劇的に上げてくれるはずです。
応援しています!




