【2025年版】ゼロから偏差値70へ!英語を得点源にするおすすめ参考書、参考書ルートについて徹底解説!
こんにちは!独学受験ラボの芹谷です。
「英語の勉強、何から始めたらいいかわからない…」
「とりあえず単語帳と文法書は買ったけど、この後どうすればいいんだろう?」
「有名な参考書をやってるのに、全然成績が上がらない…」
独学で大学受験の勉強をしていると、多くの人が、この「英語」という巨大な壁にぶつかります。
何を隠そう、僕もその一人でした。
高1の冬、僕はE判定の結果を前に、完全に途方に暮れていました。
闇雲に、評判の良い参考書に手を出しては、挫折する。 そんな無意味な努力を繰り返し、英語は僕の足を引っ張る、ただの「苦手科目」でした。
しかし、ある一つの「発見」が、僕の英語学習を、そして受験戦略そのものを、根底から変えてくれたのです。
それが、「参考書ルート」という考え方でした。
この記事では、僕が「参考書ルート」という概念に出会い、実際に高2の春から高3の春までの1年間で、英語の偏差値を50から70まで引き上げた、その具体的な全手順と、使用した参考書の詳細な使い方を、余すところなくお話しします。
参考書自体の情報も詳細に記載しているので、参考書の情報だけを知りたいあなたにも意味のある記事となっています。
この記事を最後まで読めば、あなたも、自分だけの「逆転合格への地図」を手に入れることができるはずです。
そもそも「参考書ルート」とは何か?
この記事の核心部分に入る前に、僕の逆転合格を支えた、最も重要な考え方についてお話しさせてください。 それが、「参考書ルート」という概念です。
多くの受験生が陥る、行き当たりばったりの「点」の勉強
かつての僕がそうであったように、多くの独学受験生は、「この単語帳が有名だから」「この問題集が評判良いから」と、行き当たりばったりで参考書に手を出してしまいます。
しかし、それでは、知識はいつまでもバラバラの「点」のまま。思うように成績は伸びず、時間だけが過ぎていきます。
参考書ルートとは、知識を合格力に変える「線」の設計図
一方、「参考書ルート」とは、
ゴール(志望校合格)から逆算し、どの参考書を、どの順番で、どのレベルまで完璧にすれば、最短・最速でたどり着けるかを示した、勉強の「設計図」のことです。
一つひとつの参考書(点)を、意味のある「線」として繋ぎ、最終的に合格力という強固な「面」を作り上げる。これが、参考書ルートの本質です。
僕が「E判定」の絶望の中で、この考え方にたどり着いた理由
僕がこの考え方に至ったのは、高1の冬、E判定の結果を前に絶望していた時でした。
「このまま闇雲にやってもダメだ」と悟った僕は、ネットで逆転合格した先輩たちのブログを読み漁りました。そして気づいたのです。彼らが皆、自分だけの、論理的で、一本筋の通った「参考書ルート」を持っていたことに。
この発見が、僕の勉強を、根性論から「戦略」へと変えてくれた、大きな転機でした。
おすすめ参考書・参考書ルートの全貌
ここからは、僕が実際に歩んできた英語の参考書ルートを、各フェーズごとに、その使い方と合わせて具体的に紹介します。
ゼロ→偏差値55~60を目指す基礎徹底参考書
1. 『システム英単語Basic』
なぜ、この参考書なのか?
英語学習の最初の壁は、間違いなく「英単語の暗記」です。
僕も、巷で人気の『ターゲット1900』などを試しましたが、ただ単語が羅列されているだけの無味乾燥な暗記作業に耐えられず、すぐに挫折しました。英単語帳を見ること自体が、苦痛になっていたのです。
そんな僕を救ってくれたのが、この『システム英単語Basic』でした。これは、中学レベルの単語から高校基礎まで、本当に必要な単語だけに絞られているため、「これなら、自分にもやり遂げられるかもしれない」という、最初の希望を与えてくれます。
特徴と使い方
この本の最大の特徴は、全ての単語が「ミニマル・フレーズ」という、最も使われる短い例文で掲載されている点です。これにより、単語が持つ「生きたイメージ」を掴むことができます。
僕が実践したのは、「赤シートで隠す」という苦行をやめた、「覚えようとしない」反復リーディング法です。
1週間に300語と範囲を決め、その範囲を毎日3回、まるで読書のように通読するだけ。
これを1週間試した時、8割ほどの単語の意味が、何の苦痛もなく、スッと頭に浮かんでくることに気づき、鳥肌が立ちました。
暗記は「根性」ではありません。「戦略」です。この一冊は、そのことを僕に教えてくれました。
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2. 『大岩のいちばんはじめの英文法』
なぜ、この参考書なのか?
単語と並行して進めるべきが「英文法」です。
しかし、当時の僕は、SVO…?第5文型…?というレベルで、まさに「英語アレルギー」でした。
そんな僕が、他のどの入門書よりも、この『大岩のいちばんはじめの英文法』を選んだ理由は、その圧倒的な「温かさ」です。
まるで、優しい先輩が隣で「ここは、こう考えるんだよ」と、語りかけてくれるような講義形式。難しい専門用語を一切使わず、中学レベルから丁寧に解説してくれるこの本だけが、僕の英語への拒絶反応を溶かしてくれました。
特徴と使い方
この本で重要なのは、「問題を解く」ことではありません。
「内容を、他人に説明できるレベルまで、完璧に理解する」ことです。そのために、僕は「5周勉強法」を実践しました。
1〜2周目は、とにかく通読して全体像を掴む。
3〜4周目は、理解が曖昧な箇所に貼った付箋を潰していく。
そして、全ての付箋がなくなった5周目。それは、まるで結末を知っている大好きな漫画を、1巻から最終巻まで一気読みするような、圧倒的な爽快感と達成感に包まれる瞬間でした。
特に、あれほど苦手だった「分詞構文の作り方」がスッと頭に入ってきた時、僕は自分の成長をはっきりと実感できたのです。
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3. 『英文法ポラリス1』×『スタディサプリ』
『英文法ポラリス1』とは?
まず、『英文法ポラリス1』は、大学入試で実際に問われる膨大な英文法問題の中から、「本当に点数に直結する」頻出パターンだけを厳選した、非常に効率的な問題集です。
『大岩』が理論を学ぶための「教科書」なら、『ポラリス』は実戦力を鍛えるための「問題集」と位置づけられます。
『スタディサプリ』とは?
一方、スタディサプリは、スマホ一つで予備校のトップ講師の「神授業」が、いつでもどこでも受けられる映像授業サービスです。
特に、関正生先生の英文法講義は、丸暗記を一切許さず、「なぜ、そうなるのか」という英文法の本質を、根本から理解させてくれます。
特徴と使い方
僕の戦略は、この2つを「連携」させることでした。
『ポラリス1』を、スタディサプリの「専用テキスト」として使うのです。
まず、スタディサプリで、関正生先生の英文法の講義を視聴します。
先生の「仮定法の目印はifじゃない、wouldなんだ」というような、本質を突く解説を聞くたびに、僕の英語の世界観は広がっていきました。
そして、その講義で学んだ重要なポイントや、自分なりの気づきを、全て『ポラリス1』の該当ページに、ペンで直接書き込んでいくのです。
講義を見終えた後、すぐにその書き込みでパンパンになった『ポラリス1』の問題を解く。
この「映像でインプット→参考書に情報を一元化→即アウトプット」というサイクルこそ、予備校に通えない僕が、ライバルと戦うために編み出した、最強の勉強法でした。
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4. 『肘井学の読解のための英文法【必修編】』
なぜ、この参考書なのか?
『ポラリス1』のような文法をある程度こなした段階だと、あなたの「文法問題」を解く力は、かなり高まっているはずです。
しかし、いざ長文になると、「あれ、このto不定詞って、どういう意味だっけ…?」と、学んだ知識をうまく使えない。多くの受験生が、この壁にぶつかります。
この『肘井学の読解のための英文法【必修編】』は、まさにその「わかる(文法知識)」と「できる(長文読解)」の間にある、深い溝を埋めてくれる「橋渡し」の一冊です。
難しい単語を一切使わず、純粋に「文の構造」を見抜く訓練に特化しているので、独学者でも挫折することなく、次のステップに進むための自信を与えてくれます。
特徴と使い方
この参考書の最大の目的は、「SVOCを正確に振り、文の骨格を掴む」ことです。
だからこそ、僕は「完璧な和訳」を目指すことを、完全に捨てました。
綺麗な日本語に訳せなくても、文の構造が把握でき、頭の中で意味が組み立てられればOK。この「割り切り」が、挫折しないための最大のコツです。
僕はこの本を3周で仕上げました。1周目は、解説を読んで「なぜ、その構造になるのか」を100%理解することに全集中。2周目で、自力でSVOCと直訳レベルの和訳が作れるかを確認。そして3周目で、間違えた問題だけを繰り返し、自分の苦手な構文パターンを完全に潰しきりました。
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5. 『速読英熟語』
なぜ、この参考書なのか?
英文解釈の基礎が見えてきたタイミングで、語彙力のもう一つの柱である「英熟語」のインプットを本格化させます。
数ある熟語帳の中で、僕が『速読英熟語』を選んだのは、これが単なる暗記帳ではなく、長文・速読・リスニングの訓練まで、1冊でこなせる圧倒的なコストパフォーマンスを誇っていたからです。
特徴と使い方
多くの人が、最初から長文を読もうとして、この本の難易度に挫折します。僕が実践したのは、学習段階を2つに分ける「2段階活用法」です。
まず、フェーズ1の段階では、「熟語暗記」だけに徹します。 長文パートは一切読まず、付属の別冊などを使い、『シス単』と同じ要領で、まずは熟語の意味を頭に叩き込むのです。
そして、この後のフェーズ2で、英文解釈の力がさらに上がった段階で、初めて「長文パート」と「付属の音声」を使った音読トレーニングに入ります。この順番こそが、『速読英熟語』の効果を120%引き出す、最強の使い方です。
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6. 『英語長文ポラリス1』
なぜ、この参考書なのか?
フェーズ1の総仕上げ。これまで学んできた単語、文法、解釈の全ての知識を総動員し、「英語長文が、自力で読める!」という、最初の、そして最も重要な成功体験を掴むための問題集です。
僕が『英語長文ポラリス1』を選んだのは、何よりも解説の詳しさです。
全ての文にSVOCが振られており、なぜその選択肢が正解になるのか、その思考プロセスまで、独学者に徹底的に寄り添ってくれます。
特徴と使い方
この参考書で、僕は初めて「英語が読めるって、こういうことか!」という感動を味わいました。
高1の冬、模試でただの暗号にしか見えなかった英語長文が、一つひとつの文の構造が見え、段落の主張が分かり、そして設問に根拠を持って答えられる。
まるで、バラバラだったパズルのピースが、一つの美しい絵として完成していくような感覚でした。
具体的な使い方は、まず時間を計って問題を解き、答え合わせの後、全ての文のSVOCを自分の力で振り直す「精読」を徹底します。
そして最後に、音声を使って10回以上音読する。この一冊を終えた時、君の英語力は、間違いなく次のステージへと上がっているはずです。
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7. 『システム英単語』(無印)
なぜ、この参考書なのか?
シス単シリーズ最大の特徴は、全ての単語が「ミニマル・フレーズ」という、最も使われる短い例文で掲載されている点です。ここが『ターゲット1900』との明らかな違いです。
これにより、単語が持つ「生きたイメージ」を掴むことができます。
『シス単Basic』を完璧にした方が、次に取り組むべき単語帳は、迷うことなく『システム英単語』(無印)です。Basicと同じ構成、同じ思想で作られているため、学習法を変えることなく、スムーズにMARCHや関関同立レベルの語彙へとステップアップできます。
特徴と使い方
勉強法は、Basicの時と同じ「反復リーディング法」です。
しかし、この段階では一つだけ意識を追加しました。それは、見出し語を読むついでに、その横に書かれている派生語や語法にも、ぼんやりと目を通しておくことです。
「覚えよう」とする必要はありません。ただ何度も視野に入れることで、脳が勝手に情報のネットワークを構築してくれます。
ちなみに、「2冊目として『鉄壁』はどうですか?」とよく聞かれます。僕自身、最終的に一橋を目指していたので『鉄壁』も使いましたが、MARCHレベルまでなら、この『シス単』一冊で十分戦えます。
まずは浮気せず、この一冊を完璧にすることに集中してください。
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8. 『入門英文解釈の技術70』
なぜ、この参考書なのか?
『肘井の読解のための英文法』で「構造を把握する」力を身につけたら、次はその力を、より複雑な入試レベルの英文で試す段階に入ります。
そのための最高の相棒が、『入門英文解釈の技術70』です。厳選された70の良質な例文を通じて、MARCHレベルの複雑な構文を、正確に訳し切るための本格的な訓練を行います。
特徴と使い方
僕はこの参考書でも、「完璧な和訳」を目指しませんでした。
本書の模範解答は、正直なところ「綺麗すぎる」からです。大切なのは、SVOCを正確に振り、「文の骨格と、意味のカタマリを、正しく捉えられているか」という一点です。
まず自力で構文を把握し、頭の中で直訳レベルの和訳を組み立てる。その後、解説を熟読し、自分の解釈との「ズレ」を修正する。最後に、付属のCDで音読を繰り返す。このサイクルで、どんなに複雑な英文でも、冷静に分析できる「解像度の高い目」が手に入ります。
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9. 『パラグラフリーディングのストラテジー①』
なぜ、この参考書なのか?
「一文は読める。でも、文章全体になると、何が言いたいのか分からなくなる」。これは、多くの受験生が陥る壁です。
その原因は、文章全体の論理構造、つまり「地図」が見えていないから。
『パラグラフリーディングのストラテジー①』は、その地図の読み方を教えてくれる、唯一無二の戦略書です。
特徴と使い方
僕はこの本で、「フィーリング読み」から完全に脱却し、長文の正答率が劇的に安定しました。
僕が実践したのは、2つの作業です。 1つ目は、各段落の「要約メモ」を、余白に一言で書き出すこと。2つ目は、However
やFor example
といった「ディスコースマーカー」に、全て印をつけること。
この2つをやるだけで、文章全体の論理の流れが、手に取るように分かるようになります。
「この段落は、前の段落の具体例だな」「ここで逆説が来たから、筆者の主張はここだな」と、ナビを頼りにドライブするような感覚で、長文が読めるようになるのです。
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10. 『The Rules3』|「読む力」を「解く力」に変える
なぜ、この参考書なのか?
「読める」と「解ける」は、全く別のスキルです。
『ポラリス1』や『パラグラフリーディング』で「読む力」を身につけたら、最後はその力を、時間内に設問を処理し、点数に変える「解く力」に変換しなければなりません。
『The Rules3』は、そのための参考書といえます。
特徴と使い方
僕は、「精読で質を高める『ポラリス』」と、「解法で速さを高める『The Rules』」を、役割分担して併用していました。
『The Rules』では、設問のパターンごとに、どういう思考プロセスで選択肢を切ればいいのか、その「解法のルール」を徹底的に体に染み込ませます。
1周目は、正答率5割でも構いません。まずは、全てのルールのインプットに集中する。そして、2周、3周と繰り返す中で、最終的に9割以上、かつ「なぜ、そのルールで解けるのか」を自分の言葉で説明できるレベルを目指します。
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11. 『基礎英作文問題精講』
なぜ、この参考書なのか?
独学で最も対策が難しい分野、それが「英作文」です。何を書けば点数になるのか、自分の書いた英文が自然なのか、その判断基準がないからです。
『基礎英作文問題精講』は、そんな暗闇を照らす、一筋の光でした。
この一冊は、『ドラゴン・イングリッシュ』の強力な例文暗記と、『英作文が面白いほど書ける本』の戦略的な思考法、その両方を融合させたような、まさに英作文対策の決定版です。
特徴と使い方
この参考書の最も重要な点は、志望校の形式によって、使い方の「順番」を変えることです。
まず、過去問を見て「自由英作文」が課される大学(早慶・難関国公立など)を目指すなら、後半の「論理表現編」から先にやるのがおすすめです。
まずは文章の「設計図」を学び、その後で、前半の「例文暗記パート」を、毎日コツコツ時間をかけて進める。これが、僕が実践した最も効率的な手順です。
一方、「和文英訳」のみが課される大学を目指すなら、前半の「例文暗記パート」だけに全集中してください。後半はオーバーワークになる可能性があります。この戦略的な取捨選択が、独学の鍵です。
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12. 『ポレポレ英文解釈プロセス50』
なぜ、この参考書なのか?
早慶や東大・京大といった、日本のトップレベル大学の英語長文には、時として、まるでパズルのような超・複雑な構文が登場します。
『ポレポレ英文解釈プロセス50』は、そうした英文解釈の「ラスボス」とも言える一文を読み解くための、思考の「プロセス」を学ぶ、上級者向けの参考書です。
特徴と使い方
正直に言います。この本は、めちゃくちゃ難しいです。僕も何度も心が折れかけました。しかし、この参考書には、独学者にとっての「生命線」があります。それは、著者・西きょうじ先生ご本人による、無料のYouTube解説講義です。
僕の勉強法は、「①まず自力で和訳に挑戦し、玉砕する → ②本書の解説と、YouTube講義で、西先生の思考プロセスを完全にインストールする → ③もう一度、自力で完璧な和訳を組み立て、音読する」というサイクルでした。
この一冊を終えた時、僕の目には、かつて謎の呪文にしか見えなかった英文が、美しい「論理的な構造物」として映っていました。
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13. 『The Rules4』
なぜ、この参考書なのか?
『ポレポレ』で、どんな複雑な一文でも読み解ける「静的な解釈力」を身につけたら、最後はそれを、時間制限のある中で得点に結びつける「動的な実践力」に変換する訓練が必要です。
そのための最高のトレーニングパートナーが、『The Rules4』です。
特徴と使い方
この参考書の最大の価値は、「最難関の過去問レベルの問題を、過去問以上に詳しい解説で演習できる」点にあります。
僕は、この一冊を、志望校の過去問演習に入る直前の「最後の仕上げ」として使いました。
この本で、最難関レベルの長文の「解き方のルール」を体に染み込ませておいたおかげで、過去問に取り組んだ時、「あれ、これ『Rules4』でやった問題より、むしろ読みやすいかも…」と感じることができました。過去問への心理的なハードルを、完全に取り払ってくれる一冊です。
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まとめ:このルートを信じて、まずは「最初の1冊」から始めよう
ここまで、僕が実際に歩んできた、独学のための英語参考書ルートの全てを紹介してきました。
このルートを1年間やり遂げた結果、僕の英語力は、偏差値50から70を超え、以前は呪文にしか見えなかった長文が、クリアな構造物として見えるようになりました。
英語は、僕の足を引っ張る科目から、受験を支える最大の「得点源」に変わったのです。
このリストを見て、「こんなにたくさん、本当にできるだろうか…」と、不安になったかもしれません。
僕も、最初からこの全ての道のりが見えていたわけではありません。ただ、目の前の一冊を信じ、それを完璧にすることだけを考えて、一日一日を必死に積み重ねてきました。
大切なのは、全体像を理解した上で、今日やるべきことに集中することです。
もし、君がこの記事を読んで、「自分も独学でやってみよう」と少しでも思ってくれたなら。
まずは、今日からできる「たった一つのこと」を始めてみてください。
それは、このルートの最初の1冊である、『大岩のいちばんはじめの英文法』を書店で手に取り、その最初の10ページを、今日中に読んでみること。
僕の逆転劇も、そこから始まりました。
君の逆転合格への物語も、その10ページから始まります。
応援しています!